いらっしゃいませ。

本日最初のお客さんだ。

「あれあれ、今朝 新聞に載ってた。佐伯の新作」

まあ、いつもの感じだ、

カバーお掛け致しますかと尋ねると、

「うん」か「ん?」とどちらか聞き取れなかった。

もういちど聞くのも、失礼かなと思い、

俺の場合は、とりあえずかける。

そのほうが、カバー希望でかけなかったことに対する怒りよりも、

「あーいらないいらない」って言われたほうが、

ダメージが少ないからだ。

すみませーん、一BANくじお願いしまーす。

さて、今日発売の、白子のミニバスか?と思ったら、

先月発売であともう少しで完売の、ショショの明るいひきこもりのほうだった。

「おめでとうございますA賞です」

でも客は、「Dのミニフィギュア狙ってたんだよな」と言ってた。

もうそれは運命。

いままで、一BANくじは、いろいろなドラマを見てきた。

すべてがスローモーションのように思い出す。

いままで、印象に残ったのは、

お母さんと一緒に来てた小学生が、

だだこねまくって、ゲットした一回のチャンス。

ホームラン宣言じゃなく、A賞宣言。

見事引き上げました。

もうその子のガッツポーズはいまでも忘れません。